ウレタン塗膜防水

ウレタン塗膜防水:セラセーヌの概要

オフィスビルや学校、病院、マンションなどの住環境をより快適に守るために防水材の存在は非常に重要です。
B・Fリバイブが施工する、AGCポリマー建材の「サラセーヌ」は、耐侯性、耐久性に優れたウレタンゴムの特性を生かした高機能な建築防水システムとして、住環境の改善や建物の長寿命化に貢献しています。
さらに、環境負荷の低減やデザイン性の向上にも積極的に取組み、建築防水に関して揺るぎない信頼を得ています。

ウレタン塗膜防水の特徴

密着性に優れる

ウレタン塗膜防水材は、施工現場で塗布硬化させるため下地になじみやすく密着性に
優れています。
標準仕様として、端末の押え金物は不要です。

塗り重ね(オーバーレイ)改修可能

ウレタン塗膜防水材は密着性に優れ塗重ねが可能なので、既存防水層をすべて撤去
しなくても塗り重ねによる改修が可能です。
既存防水材を撤去しないので産業廃棄物を低減できます。
また防水層の部分補修も容易です。

複雑な形状でも施工可能

塗膜防水材は、複雑な形状の屋根や設備基礎などでも施工が可能です。

シームレスな防水層

塗膜防水材は継ぎ目の無い、シームレスな防水層を形成します。
クッション性に優れ、歩行に適しています。

多様な模様や色彩に対応

スポーツや遊戯施設用途に適した工法も用意しています。
模様や色分け、ライン引き等が自由に設計できます。

押え層が不要

押えコンクリート層が不要なので、屋上の軽量化が図れます。
露出仕様なので維持管理が容易です。

躯体の保護

躯体と一体化した防水層を形成し、塩害や中性化を防止します。
低温環境でも伸び性能を有しています。

ウレタン塗膜防水システムの種類

ウレタン塗膜防水システムは下地の状況や用途により、多くの工法があります

①通気緩衝AV工法

通気効果と緩衝効果を併せ持つAVシートの上にウレタン塗膜防水層を塗り重ねた、
準密着・絶縁式の複合塗膜防水工法です。
防水層が下地と部分密着しているため、優れた安定性と耐久性を発揮します。
通気緩衝層が下地の水分を逃がすので、フクレを防止するとともに下地の挙動を緩和
し、下地クラックのゼロスパンテンションから防水層の破断を防ぎます。
残留水分の多い改修防水に適していて、既設の押え層を撤去しなくても施工できます。

②通気緩衝AW工法

通気効果と緩衝効果を併せ持つWマットの上にウレタン塗膜防水層を塗り重ねた、絶縁
式の複合塗膜防水工法です。
Wマットは、遮水層があるので、突然の降雨にも安心です。

③一般密着SD工法

サラセーヌの発売以来、2O年以上の実績を誇るスタンダードな密着工法です。
ベランダや開放廊下から庇や一般の屋上まで、幅広くこ利用いただけます。
複雑な形状の屋根や部位にも継ぎ目のない防水層を形成します。
補強用クロスを併用することにより、優れた防水性能を発揮します。
改修下地がウレタンの場合、撤去することなく新たな防水層を積層できます。

④機械的固定AM工法

下地の亀裂抵抗性に優れた絶縁シートを固定金具で固定する、浮かし張り塗膜防水
工法です。
下地の水分を外に逃がして挙動を緩和します。改修の場合でも既設の防水層を撤去
せずに施工できるので、エ期短縮と産業廃棄物の低減に役立ちます。

⑤スポーツ床兼用HD工法

厚塗り用アンダーコートとの複合により、屋上にソフトで強靭、防水性にも優れたカラ
フルなスポーツ空間を演出します。テニスコート、運動場などに最適です。

⑥ウレタン防水塗り重ねNK工法

既存のウレタン塗膜防水層の塗り替え、改修工法です。

⑦公共建築工事標準仕様の相当工法

通気緩衝AV工法、AW工法、密着工法等、多くの標準仕様工法があります。

ウレタン塗膜防水工法の施工

プライマー塗布

コーナー補強テープ張り

ウレタン防水材塗布防水保護塗装
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